HAPP 認定特定非営利活動法人 動物愛護社会化推進協会

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貴校で実施できる「動物愛護社会化検定 基礎級試験 特別会場試験」のご案内

動物関連の専門学校・農業高校で犬や猫、ペットに関する授業を担当されている先生方へ

「動物愛護社会化検定 基礎級試験(犬の飼い主検定)」は、2008年3月に第1回目の試験を実施以来、これまでに全国で 17,000人を超える方が受検、14,800名が合格(合格率約87%)。動物関連の専門学校や農業高校で学ぶ学生の皆さんも約7,000 名が受検しています。(※2022年4月時点) この検定試験は、犬に関する社会・歴史、メディカ ルケア、関連法規、しつけ・マナーなど犬を適正に飼育するために必要な知識の習得と確認、点検をすることができます。

基礎級試験の目的

将来の進路にペットに関わる職業への就業や動物病院に勤務する愛玩動物看護師(動物医療補助スタッフの国家資格化を定めた「愛玩動物看護師法」が2022年5月1日に施行されました)の資格取得を目指している学生や将来の進路にペットに関わる仕事を希望している学生、また犬に関する知識を学びたい学生にとって、基本的な知識を習得することのできる検定試験です。

試験はマークシート形式 4択問題 100問/試験時間 90分

◇自分自身が「適正な飼育ができる良い犬の飼い主」であることが、信頼される愛玩動物看護師、またペットに関わる仕事に就業するための第一歩です。そのために必要な知識を持っているか確認してみましょう。
◇しつけ、メディカルケア、法律・法規、マナー等の基本的な知識を習得することで、既に犬と暮らしておられる方、これから犬を迎えようと考えている方へ正しい飼い方のアドバイスをすることができます。
◇犬と社会の関係、法律・法規が試験に含まれていますので、動物のケアや動物愛護、動物福祉、社会的責任についての意識も身につきます。他の人に少しの迷惑をかけない飼い方やルール、マナー等について幅広い知識の習得にも役立ちます。

農業高校の先生方へ

アグリマイスター顕彰制度では、動物愛護社会化検定試験を採用していただいております。
動物愛護社会化検定の基礎級試験合格者にはアグリマイスター顕彰制度による2ポイントが付与されます。また、基礎級試験の上位試験となる専門級試験の合格者には7ポイントが付与されますので、基礎級試験と専門級試験の二つ検定試験を受験し合格すると、合計で9ポイントの獲得が可能です。
〇 アグリマイスター顕彰制度 【区分コード A4307】

基礎級試験 特別会場での試験実施について

動物愛護社会化検定 基礎級試験は、犬に関する飼育方法、しつけ、マナーやルール、メディカルケア、法律等、基本的な知識の習得を目的にした検定試験です。ペットや動物のことを学ぶ学生の皆様には、ぜひ受検していただきたい内容です。協会では多くの学生の方に受検して頂けるよう、貴校内で受検をしていただける特別会場受検制度を用意しています。この制度を利用して学生の皆様に受検の機会をご提供していだけるよう、試験の導入・実施のご検討をお願い致します。

実施条件

1.試験会場と試験監督の準備をお願いします。
2.試験の厳正性を保ち、適正に試験を実施してください。
3.受検者人数は1名から実施していただけます。
4.試験の実施日時は、カリキュラムやスケジュールに合わせて自由に設定していただけ ます。

動物愛護社会化検定基礎級試験を受験する学生のメリット

犬に関する広い範囲の知識、最新の情報を学ぶことができます。 将来の進路にペットに関わる職業への就業や“愛玩動物看護師”(動物病院などで業務に従事するで医療補助業務スタッフの国家資格化を定めた「愛玩動物看護師法」が2022年5月1日に施行されました)の資格取得を目指している学生、また犬に関する知識を学びたい学生にとって、基本的な知識を学び、習得することができる検定試験です。
・学期の区切りや1年生から2年生への進級の際の成績評価、学生の犬に関する基礎的な知識の習得状況を把握する手段として。
・動物に関わる仕事の就業には、必ず理解しておきたい“動物愛護管理法”の内容や施行状況、最新の知識を習得する機会になります。
・学生の成績、評価を行うツールのひとつとして。
これらの目的・狙いから、現在多くの農業高校様にご採用いただいております。

検定試験の申し込みから実施、採点までのフロー

検定試験に必要な実施時間 ・試験の説明(約10分程度)
・試験時間は90分
試験問題 マークシート式4択問題を100問出題します。
実施費用 3,300円(税込) × 人数分 が必要です。
準備が必要な会場及び試験監督 適正に試験が実施できる会場(教室等)と、試験監督官をご準備下さい。
①「特別会場試験実施申込書」の提出
試験実施日の設定と申込… 貴校のご都合の良い実施日時を設定してください。
実施日時が決まりましたら、「特別会場試験実施申込書」(※提出1)を事務局へお送りください(メール、もしくはファックスで)。
※受験者数はこの時点での予定受検者数で構いません。
②受検者名簿の提出
試験実施予定日の2週間前までに「受検者名簿(Excel データ)」(※提出2)をメールで事務局へお送りください。
(①の申込書受付後、事務局より名簿用のエクセルフォーマットをお送りします。)
③試験機材のお届け
試験日の5~6日前に、受検票、試験問題、マークシート解答用紙など、試験機材を協会からお届けします。
④検定試験の実施
事前にお送りする「試験監督マニュアル」に則して、試験の実施をお願いします。終了後、解答用紙を協会へ返送してください。
⑤受検料のお支払い
受検者数が確定しましたら、試験実施後1週間以内にお振込み下さい。
⑥採点結果のお届け
試験の採点結果は、約2週間で貴校へお届けします。
合格者には合格証と合格カードをお送りします。
担当される先生には、受検者全員の採点結果、出題問題のジャンル別、個々の問題の正答率をお送りします。
※残念ながら合格点に達しなかった受検者には、再受検制度をご用意しておりますので、どうぞお問い合わせください。

試験実施における諸注意とお願い

1.会場の確保、試験監督の手配、解答用紙の回収と返送は貴校の試験実施責任者様で行ってください。
2.受検料のお支払いにつきましては、協会からお送りする ゆうちょ銀行 の「払込取扱票」をご利用ください。
 ※同封の払込取扱票をご利用の場合は、振込み手数料は当協会で負担いたします。その他の金融機関へお振り込みの場合は手数料をご負担ください。
3.受検料は試験実施後 1 週間以内にお振込みをお願いします。
4.試験の結果通知、及び合格された方への合格証書等は、貴校のご担当教員へまとめてご郵送いたします。
5.問題の保管・取り扱いについては十分注意し、試験実施責任者の手元で厳重に管理するとともに、試験は厳正かつ公平に実施してください。
6.受検者の出欠表と解答用紙、予備の問題用紙は、試験当日または翌日に、協会からお送りした返送用封筒 ※2 にて、ご返送ください。
7.試験当日の手順は、協会より試験問題と一緒に送付する試験実施マニュアルに記載された内容に従ってください。
 ※1 払込用紙:ゆうちょ銀行の払込用紙(手数料は協会負担)
 ※2 返送用封筒:郵便局のレターパック(切手不要)、もしくは着払い伝票(クロネコヤマト)を試験問題発送時に同梱してお届けします。
受検者出欠表と解答用紙、予備の問題用紙をご返送ください。

【個人情報の取り扱いについて】
受検のお申込によって取得した貴校学生の個人情報は、厳正に管理し動物愛護社会化推進協会の検定に関わる業務にのみに使用します。

動物愛護社会化検定 基礎級試験テキスト「ドッグオーナーズハンドブック/愛犬と幸せに暮らす本」

動物愛護社会化検定基礎級試験テキスト ドッグオーナーズハンドブックテキスト「ドッグオーナーズハンドブック/愛犬と幸せに暮らす本」(1,320 円/税込)をご用意しています。
犬の飼育方法、メディカルケア、犬に関する法律など、基本的な知識を得ることができます。
※内容はご注文方法につては協会事務所までお問い合わせください。

よくある質問

試験前にはどのような勉強、準備をすればよいですか?
テキスト(ドッグオーナーズハンドブック)を利用して、事前学習をしていただくと良いでしょう。出題問題は、犬と人との関係、飼育方法、しつけ、メディカルケア、法律など幅広く出題されますので、テキストの内容をよく読んで理解しておいてください。
試験当日、急な発熱による欠席者がありました。この場合、受検料の振り込みはどうすればよいですか?
実際に受検した学生数での受検料のみ、お振込みください。欠席した学生が、別の日程で受検を希望する場合は、事務局へお知らせください。
試験実施責任者は受検しても良いですか?
試験問題を取り扱うため、受検はご遠慮ください。
試験実施責任者が試験監督をしても良いですか?
はい。試験監督をしていただいて構いません。

特別会場試検 実施校の声

動物愛護社会化検定特別会場校の先生の声(沖縄ペットワールド専門学校)

沖縄ペットワールド専門学校

当校では、資格取得だけが目的ではなく、目標を持って取り組む姿勢を大切にしております。技術を理論付けて頭で理解できているかの確認も含め、資格試験を受験させております。
「動物愛護社会化検定基礎級試験(犬の飼い主検定)」については、学生が犬について学ぶ上で、基本的な内容が確認できると考え実施しております。当校では、基礎的な内容の確認と、検定試験に合格することで学生のモチベーション引き上げにつながるため、新入生を対象に犬のことを学び始めた4~5月に試験を実施しております。  入学をして初めての検定試験であり、各コースで一つの目標へ向けて取り組み、合格率100%という結果も出せましたので、学生の満足度はとても高いです。  (山川 裕子先生)

動物愛護社会化検定特別会場校の先生の声(専門学校札幌スクールオブビジネス)

専門学校札幌スクールオブビジネス

 当校では、資格試験は、学生が授業で学んだことの確認と外部評価のためのものと位置づけております。学生自身が自分の将来に必要と考え、「受験をする」という一歩を踏み出してもらいたいため、資格試験については学生の意思によって受験・取得をさせるようにしています。  「動物愛護社会化検定基礎級試験(犬の飼い主検定)」については、「飼育学」という講義で犬について学生達は学んでおり、将来、飼い主の方々にアドバイスをしていく立場になることからも、少なくとも飼い主の方々が知っておかなければならない犬の知識を理解しておく必要があり、その知識の確認のための試験と位置づけております。
 当校では、10~11月に犬のことを講義で学び受験できる状態にあるため、11~12月に試験を実施しています。また5~6月には、再受験者や未受験者のために実施しています。
 学生からは、「問題内容が基本的なことから難しさは感じなかった」「講義で学んだことの確認がとれた」という感想が多くありました。  (ペット学科 専任講師(獣医師・社会福祉士) 今木 康彦先生)

動物愛護社会化検定特別会場校の先生の声(大阪ペピイ動物看護専門学校)

大阪ペピイ動物看護専門学校

 当校では、資格取得は自分に自信をつけるために大切なものだと考え、教育の一環として学生に受験させています。何を受験し、そのためにはどのような努力が必要なのかを感じ達成できれば人としても成長できると思います。「動物愛護社会化検定 基礎級(犬の飼主検定)」については、教員も受験し、資格取得の喜びを学生に伝えています。  本検定は、将来、犬の飼い主と接する仕事に就く学生達に、動物看護に関する知識だけでなく、「動物愛護」や「動物福祉」の意識について、また他人に迷惑をかけない飼い方やルール、マナー等について飼い主に指導するための知識を在学中に必ず身につけてもらうために実施しており、毎年6月に2年生全員が受験しております。  受験後、学生の中で法律に関すること、「動物愛護」や「動物福祉」、社会的な責任についての意識が高まったように思います。  (教務局長・動物看護師 石橋 妙子先生)

飼育者について広く学べる検定試験の導入を!

この検定試験は、動物に関心のある学生の皆さん、犬のことをもっと知りたいと思っている方に最も適した、犬に関する基本的な知識、社会との関連について学ぶことのできる内容で構成されています。直接ペットに関わる動物病院に勤務する認定動物看護師やペット関連サービス等の職業だけでなく、住宅リフォーム、高齢者に関わる仕事、防災など様々な分野でこの検定で得た知識を活かすことができます。犬のこと、ペットのこと、飼育者について広く学べる検定試験ですので、ぜひ導入をご検討ください。

動物愛護社会化検定理事長 西村 亮平

理事長 西村 亮平
東京大学大学院農学生命科学研究科
獣医学専攻獣医外科学研究室教授
東京大学附属動物医療センター長

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